
ファンキーアコです。
最近かなりテンションの低い日々を過ごしています。
50代に突入して早800日あまり、他人事だと思っていたアレがそろそろ来たのかもと密かに感じています。
これは英語関連ブログなんで、もちろん健康系の話を展開するつもりは毛頭ありませんのでご安心を(苦笑)。
こんなときでも、(実は本をじっくり読むのはかなり気が散ってちょっと難しい)英語のDVDをぼーっと観るくらいはできるので、この機会にいろいろなものを楽しんでいます。
アマゾンプライムビデオの無料の映画やドラマを適当に観て、気に入ったものがあれば英語の字幕でじっくりと観たいのでDVDを買います。
※写真の2作は最近購入した私のお気に入り。このあと紹介します。
自分のPCがすでにリージョン1(海外のDVD)しか観られない設定に固定されちゃっているので、輸入盤を買うことになるんですが、先日購入したこのDVDに面白いものを発見しました。
Descriptive Video Service

DVDのパッケージに記載はあるんですが、商品ページの詳細には記載がなかったり…。

どういうものかは、この機能をデモしてくれる動画を観た方がわかりやすいかと。
要するに視覚障害のある方々にわかりやすいように、状況を説明してくれるというものです。
これが英語の聞き取りにとても役に立ちます。
どういう点においてよいのか、私の感想を以下に述べます。
1.音声が聴き取りやすい
ナレーションは当然、滑舌のよいプロフェッショナルにより行われているためとても聴き取りやすく、ストレスなくリスニングの練習が行える。
2.英語のセンスを磨くことができる
セリフを邪魔しないようになど時間の制約のある中で簡潔な説明を入れてくれているので、英語の説明をじっくり聴くことでどのように英語で表現すべきかわかり、それを自分の書き言葉、話し言葉で活かせます。要するに『英語のセンス』を磨くことができるのです。
3.英語の描写の仕方(特に動詞)がよくわかる
全編において、主人公などがどのような動きをしているかを逐一説明してくれるので、映像だけのときには視覚で確認できてしまうような動作においても、それをどのように英語で描写するのかを知ることができます。
思いがけないような動作表現を見つけることができますよ!
そして『状況説明』は、説明する側においてはもちろん、それを聴く立場においても、どちらも高度なスキルを必要とします。
ネイティブと非ネイティブの英語力では、細かいニュアンスの表現描写において顕著な差が見られると言われるほどです。
この描写・説明力は一朝一夕には身につけることはできませんが、ネイティブがどんな風に表現するのかのお手本をこのDVSにより知ることはとても有意義な学習になるに違いありません。
特に映画はセリフのない間がドラマより多いものですが、この描写の機能により、そのような『セリフのない状況』でこそ説明が威力を発揮してくれて、ドラマ以上に聴き取る部分を多くしてくれているのも嬉しい部分です。
4.映像が聴き取りの理解を助ける
もちろん英語ネイティブ向けに提供されているサービスのため、英語の速さは容赦ないです。
でも、映像が英語の聞き取りの助けになってくれて、全く映像がない状態でいきなり描写を聴くよりもハードルが低いです。
それにしても最初からガッツリと聴き取ろうとするのはおススメしません。
ナレーターはかなり早口でまくしたてるような部分もあるので、まずは、ところどころ聞き取れるところから始めて、何度も聴いているうちに聴き取れる部分が広がって行くというので十分だと思います。
全体を100%聴き取ろうとするよりも、聴き取れる部分を増やしていって(聴き取れる部分のみを)100%にするという感じ。
一つでも二つでも、今まで知らなかった言い方を知ることができればオッケー!というプラスイメージですね。
笑えて英語の勉強になるおススメDVD
(必ずしもDVSが付いているということではないですが)
アマゾンプライムでは他にも以下のような面白い映画を見つけたので紹介します。
ナポレオン・ダイナマイト
NAPOLEON DYNAMITE

【レビュー※ネタバレあり】
昨夜寝る前に半分と朝起きてから半分観て(英語字幕でしっかり観たいから)すぐDVD注文した作品。この98%ダルダルでぜんぜんやる気なさそな雰囲気が最後残り2%でひっくり返される感がたまらない(笑)。エンディングのためだけに引っ張ったとしか思えん(苦笑)。先にレビュー読んじゃったから衝撃が半減したけど(苦笑苦笑)。あとメディアがビデオとか携帯電話のかけらもない様子とか、80年代(?)ぽさが懐かしさを誘って面白い。ほんの30年ほど前のことなのに別の世界みたいに見えるから不思議だ。オタク炸裂で爆笑!!
そしてこれが私が購入した海外版。

実写の方は英語が比較的ゆっくりで(オタクっぽい人々がみなゆ~たっり話しているので)、あまり難しい内容のことを話していないので、英語字幕と照らし合わせながらだとかなり聴き取れるのではないかと思います。
これにはアニメバージョンもあるらしい。パッと見がファミリー・ガイみたい。
映画をかなり忠実に再現しているイメージ。
※アニメ吹き替えは映画のキャストが行っているそうです。

オタクなどを演じている出演者のThen & Nowは以下の動画で観られます。
映画が公開されたのが2004なので、それから10年以上の年月が経っているとは言え、役とのギャップがなかなか興味深い。
主役のJon Heder ジョン・ヘダーのインタビュー。役と同一人物に見えないところが凄い(笑)。でもほとんど経験なくこの映画の主役に抜擢されたことを思うと、もともとオタク要素ばっちりだったに違いありません。。
でも、当初彼が主人公としての映画の出演料を$1000しかもらわなかったこの映画が予想外のヒットになってしまい、後からちゃんとした分け前を要求するに至ったなど、この映画のツボがどんな人にウケるかわからないという面白さがあるということを表してますね。
※3:39あたりからチョロっと日本語を話す姿が見られます。こんなに四苦八苦している姿を観るとあらためて外国語は難しいと納得するし、自分の英語学習の苦労も少しだけ客観的に観られる気がします。

【Facebookに投稿したレビュー】
■朝方までジムには泣かされました■
眠りにつくまでいつも動画音声を『聴きながら』過ごすのだけれど(確かに寝る前はかえって眠れなくなるかもしれないからいけないと知りつつ…)昨夜は間違ってこれ観てしまったから、結局終わるまで観続けて暗闇の中で笑いこけるハメになってしまった。笑うというより面白すぎて泣いた(苦笑)
(↑ 下品な作品という噂もあるけどね。。)
ジム・キャリーはアクが強いイメージで今までずっとあえて敬遠してきたのだけど『何なのこの人は!?』と今更ながら新しい発見になった。その後You Tubeでジム・キャリーが出ている過去のトーク番組とか授賞式のスピーチの動画を立て続けに観てまた笑いこけるハメに…。
何なのこの完成度は!?このテンションの高さはどこから来るの!どれだけ体力あるの!どこがどこまでがネタで、どれがアドリブなのか全くわからない!ぶっ飛び度が凄すぎて驚愕させられるとも感心させられるとも言えるけど、実はただただ呆れて笑ってしまっているんじゃないかという感じもなくもない(笑)。
いずれにせよ笑っちゃうのだ。どんな切り口を見せられるか予測不能の連続はスゴイとしか言いようがない。
この人こそまさに、この仕事を天職として生まれて来た人なんだろう…と思っていたらこの方は長年うつの症状に悩まされていると知って、昨日流れでふと垣間見たロビン・ウィリアムズと芸風と言い(深くはわからないけど)何か重なるところがあるなと感じた。
途中観ていた動画の中で『自分の存在意義に対して苦悩しているとき、ブッダの教えで"All spirituality is about relieving suffering."(すべてのスピリチュアリティは苦しみを和らげるためにある←翻訳が得意でないのでうまく訳せないが…)と知るに至り納得した』というようなことを神妙な表情で言っていたのがとても意外で印象に残っているが、これだけエキサイティングなことをやってのける人の人生の裏側には、やはり想像を絶するものがあるのかも知れないなと思わされた。
ジム・キャリーの作品をまだ1つしか観ていない私が今思うことは少し的外れかも知れない(彼の芸風はいつもだいたい似ているというあるファンの声もあったので観ているうちに慣れてしまうのかも…??)。彼はめちゃめちゃ滑舌がよくて英語が聴き取りやすいので、英語の練習もかねていろいろと過去の作品を観て考察してみたいと思う。
(2:32)あたりで、上記の言葉を言いながら神妙な面持ちで話す珍しいジム・キャリーが観られます。
そしてこれが、私が夜中に観て笑いが止まらなかった動画。
そして私が購入したのはこちらの海外版。

上にも書きましたが、ジム・キャリーはハキハキクリアに話してくれるので、聴き取りの練習には向いていると思います。
せっかくだからとアマゾンプライム無料ビデオの中のジム・キャリーの作品を観てみたんですが、"The Mask"と"Yes Man"が実は自分的には今一つピンと来ませんでした。
そうしたところ、アメリカ人で日本語に興味のあるFacebookのお友達が、"Liar Liar"を勧めてくれて、無料ビデオにはなかったので早速DVDを購入。今まさに It's on the way!(配達中)というところでワクワクしているところです。


ジェニファー・アニストン (Jennifer Aniston) と ジェイソン・ベイトマン (Jason Bateman)の不思議な関係が面白い。
そしてジェニファー演じるキャシーの幼い息子セバスチャン(兄弟で幼い頃と1年後を演じ分けていたらしい…気づかなかった・苦笑)がジェイソン演じるウォーリーに似ていて(これはネタバレ注意・苦笑)口達者で、映画の冒頭部分のナレーションから会話まですべて英語字幕でしっかりと確認したいと思ってこの英語版を購入しました。

特に感動ものということではないですが、観て呆れて笑ってホッコリという感じがとてもいいお話です。
そしてこの主人公の一人、ジェイソン・ベイトマン (Jason Bateman)は子役の頃からドラマに出ていたようで、有名なところではあの『大草原の小さな家』(Little House on the Prairie)のジェームズ・クーパー・インゲイルズ役で出ていたとのこと!
そして1シーズンだけで終わってしまったとのことですが、このようなsitcom(連続ホームコメディ)にも出ていたと!

そして次のおススメ映画はこれ。

主人公の二人、ヴィンス・ヴォーン (Vince Vaughn) とケヴィン・ジェームズ (Kevin James)の掛け合いがめちゃめちゃに歯切れよく、ヴィンス演じるロニーがケヴィン演じる親友を守るために奮闘するもことごとく意図しない結果を呼び寄せることになるところに、見ながらじりじりとまさにジレンマを感じる面白い作品です。
そしてこれが海外版。

男性のルックスにはヴィンス・ヴォーンの方がいい感じなんですが(ケヴィンすまん・笑)、このケヴィンのちんちくりん・まんまるでいて頭キレキレ&饒舌な感じが何となくサウスパークのエリック・カートマンとダブり、カートマンの大ファンの私は観ているうちにハマってしまい、ついにはケヴィン出演のsitcom(連続ホームコメディ)のDVDも近々買おうと計画中。
※英語字幕がない?というレビューがamazon.comに合ったので今セラーに確認してもらっています…。せっかくなら字幕付きでしっかりと観たい。

※どうやらこの↑セットは、個別のシーズンを買うよりもお値段的にはお値打ちなのですが、レビューを読む限り『字幕が付いていない(未確認)』、『2つのケースにDVDがそのままぶち込んであるから傷になる可能性がある』、何より『映像がビデオ並み』という声が聞かれるので、個別のものを買う方がよいかも知れません…。amazon.comのレビューを目を皿のようにして読むことは、こういう事情をレビューから知るためにも、リーディングのためにも効果的です。(とはいえ、情報が見つかるまで1200ものレビューを全部読むのは・・・苦笑)
まとめ
映画を観た後にDVDを買おうと思うのは自分の場合
●英語がクリアで聴き取りやすい
(+英語字幕でじっくり観たい)
●何も考えず笑える
という基準に基づいていますね。
まだまだテンションの低い日々が続くかもですが、急がず焦らず、日々の生活の中に英語学習を取り入れて行ければと思っています。
今日はDVS (Descriptive Video Service) についてなど紹介しましたが、難しいと言われる映画の英語も、英語字幕を観ながら同じ部分を何度も聴いていると、だんだんと耳が慣れてきて、最初には高速でだだだーーっと流れて行ってしまったようなセリフががっちりキャッチできるようになっている瞬間を体験できると思います。
(英語の文の構造を理解していないと、字幕を確認しても効果的にリスニングを伸ばすことは難しいので注意!)
そんな風にしてだんだんと、映画の高速の会話も徐々に聴き取れるようになって行くのは、多少忍耐を必要としますが、やはり嬉しいものですよね!
できれば、何度も何度も観たくなる大好きな映画やドラマ、俳優さんの作品を見つけてそれで楽しみながら練習してみてください!
好きという気持ちがあるとより効果が期待できるようですよ!
このような記事があなたのお役に立てたら幸いです。
長い記事にも関わらず、最後まで読んでくれてありがとう。
また面白い作品があれば、見どころなど紹介しますのでお楽しみに!