■大人の英語やり直し―どこから始めるのがいい?私の経験を通してお話しします。

 

 

 

英語難民カウンセラー、ファンキーアコです。

 

私が英語を始めた経緯はこちらのブログ記事に書きましたが

 

【体験談】英語を始めたきっかけ(1)

 

【体験談】英語を始めたきっかけ-NHKラジオ講座で勉強開始(2)

 

■NHK教育テレビ 『ゲーリーさんの英語レッスン』で観た学校英語の実態

 

今日は、大人の英語の英語のなり直しにおいてどのからどう始めるのがいいのか、具体的にどのような教材や本を使って勉強を始めたのかを紹介しながらお話しします。

 

 

 

 


■どこから始めていいかわからない…


 

 

大人英語のやり直しの場合、すでに学校で英語を学んでいた時代から時間が経ているため、いったいどこから学んでいいかわからない

 

ということがまず大きな悩みだと思います。

 

ここでまずつまずいてちっともスタートが切れない!

 

という方もいるかもしれません。

 

 

私の場合はこちらでも書いたように

 

【体験談】英語を始めたきっかけ-NHKラジオ講座で勉強開始(2)

 

英語を勉強してみたい!

 

という気持ちのままにすぐNHKラジオ講座のテキストを買いに走ったので、

 

『英語、勉強したいけどどうやったらいいのかな…?』

 

と悩む時間はほとんどありませんでした。

 

 

逆に言えば、その頃ちょうど『ラジオ講座がいい』と耳にしていたので、選択肢がNHKラジオ講座しかなかったというのが本当の理由かもしれません。

 

その頃に比べたら今は教材や学習のための情報が世の中にあふれているので、余計に悩みますね。

 

 

 


■私が最初に手にした教材は…


 

まず、NHKラジオ講座『基礎英語』のテキスト。

 

※当時の現物が手元にないか探しているのですが、たびたびの引っ越しで行方不明になっています…。見つけたらアップしたいと思います。

 

NHKラジオ講座で中学英語の文法を復習しながら、並行して『英会話一言集』的な本で実践的な会話の文章を覚えることをし始めていました。

 

その時使った本の写真をネットで見つけました!

 

 

懐かしい!!

 

 

表紙を見てもわかるように、

 

Do you drink juice?

Yes, I do.

 

というような超かんたんなフレーズ集です。

 

電気をつけて

Turn on the light.

 

電気を消して

Turn off the light

 

とか。

 

自分の学生時代には、このような実践的な英語フレーズを覚えようと思ったことすらなかったので、当時の自分には本当に新鮮な体験でした。

 

この本で使われている英語フレーズは、日常生活でお母さんが子供に話しかけるようなものばかりなので、

 

カンタン&実用的

 

というところが、当時2人の娘がいた自分の興味をより引きました。

 

そしていかにも

 

生の英語に触れている!!

英語ってこう使うんだ!!

 

という実感と発見が楽しくて嬉しかったものです。

 

 

 

そして同時期に、図書館で松香洋子さんのこの『英語、好きですか』という本に出会って、より一層英語を身近に感じたのを記憶しています。

 

 

 

今は小学生向けの英語の本が多く発売されているので、そのようなものをとっかかりにするのもよいかも知れません!

 

 

 

 

とにかく、やり直し英語の場合は

 

『カンタンすぎるところから始める』

 

のが鉄則です。スイスイ楽しく進めていけますし多くが復習となるのですでにある知識を固める意味でもおススメです。

 

そして会話を上達させたいのであれば、やはり会話の載っている教材から入るのがよいと思います。

 

(英語を話したいのに英語の会話をやりたくないという方はいないと思いますので…)

 

 

 

 


■次に手にしたのは…


 

これもすでに行方不明になっているので、現物をお見せできないのが残念なのですが…

 

これさえあればネイティブの友達が作れる!

 

的なサブタイトルの付いた英会話フレーズ集。

 

当時は本にカセットが付いていました。

 

 

これさえあればネイティブの友達作りはバッチリ!

 

的なことを謳っていましたが、内容は

 

What's going on?

Do you want to go shopping with me?

 

のような短い単文(before, after, whenのような接続詞でつなげる複文ではなく)ばかりで、これでネイティブの友達を作るのはムリでしょ…たとえツカミはよくてもその後の会話が…というものでしたが(苦笑)。

 

しかしながら、

 

今度は英会話ができるようになりたい!

 

という自分の目的からすると、とっかかりは間違っていなかったと思います。

 

 

※初期の頃に使った教材はまだまだあったはずなのでまた追記します。中には古いものもありますが参考にはなると思います。

 

 

 

 


■だんだんと英語オタクの奈落の底へ…


 

英語を学習し始めて、まず一番最初に手にしたのが『基礎英語』のテキストでしたが、5月から学び出してすぐ、この講座は中学1年生レベルでとてもかんたんなので、その一つ上のレベル(中学2年生レベル)の『続・基礎英語』も受講することにしました。

 

当時ちょうど暖かい時期だったので、朝6時から始まる『基礎英語』(20分講座)と、そのあと6時20分から始まる『続・基礎英語』(20分講座)を受けるために早朝起きるのは苦にならなかったのが、それ以降の継続の助けになったかも知れません。

 

それにしても、毎日英語講座を受けるために、時間になる前にテキストを用意してリビングのテーブルにつくこと自体が自分にとってはワクワク楽しい時間でした。

 

この動画でも話していますが、当時テレビでも朝6時台に、早見優さんの『アメリカンキッズ』という英語教育番組が放送されていて、それも観ながらフレーズをノートに書き留めては、買い物のレジの待ち時間などを利用して覚えるようにしていました。

 

(07:00頃から当時の学習について話しています)

 

 

 

その『アメリカンキッズ』の映像がYou Tubeにありました!

 

 

英語学習を開始した5月からその次の年の3月まで(約10か月間)は家に籠って、ラジオ講座で中学文法を復習したり、英会話本や『アメリカンキッズ』で英会話の一言フレーズを覚えることに集中し、4月から隣の区で週1回行われている主婦の英語サークル『クスクスクラブ』に参加し始めます。

 

(当時はインターネットがなかった時代なので、どこでこのクラブの存在を知ったのか…)

 

そこで生まれて初めてカナダからのネイティブスピーカーと話す機会を持ちます。

 

(実際には以下のブログでも書いているように、中学時代にモルモン宣教師に英語を少しだけ学ぶ機会があったのですが)

 

■NHK教育テレビ 『ゲーリーさんの英語レッスン』で観た学校英語の実態

 

 

そのサークルでさまざまな英語経験者(大学で英語を専攻していた人、とにかく英語がペラペラ話せる人、英検一級保持者、米国留学経験者)と出会う機会を得ます。

 

特に中でも同じ年の子供がいて仲良くしてくれていたKさんには多大な影響を受けました。

 

Kさんは社会人になってから再び大学に入り直し英語を勉強し、アメリカ留学を経て20代前半ですでに英検1級を持っていました。

 

英語を始めてまだ1年足らずの当時の私の英語力とは雲泥の差でしたが、私はコワイもの知らずで、ろくに英語ができないのに非常にアグレッシブだったので、そんな私にKさんは興味を持ってくれて、Kさんの地元で開催されている英語学習会に誘ってくれて一緒に勉強したり、その後に家で食事をごちそうしてくれたりしました。

 

それがきっかけで

 

目下の目標として英検2級取得を目指して勉強しよう

 

という方向に変わって行き、それからは引き続きNHKラジオ講座を受講しながら(専業主婦の立場を利用して一日中ラジオをつけっぱなしにして、講座の再放送まで全部聴くという入れ込みよう!)英検の勉強にいそしむ日々となります。

 

サークルに通い出してすぐ私は3番目の娘を出産。出産後すぐに乳飲み子を連れてサークルに復帰し、自宅でも乳飲み子を膝に置きながら学習をしていました。かなりの英語熱があった時代でした。

 

これ以降は英検の勉強がかなりの割合を示しましたが、英検の勉強にのめりこむうちについつい英語の日常会話から遠のいてしまい、のちにアメリカ英語発音をある先生から教えていただいた際に『もっとドラマなどで自然な表現に多く触れましょう』とアドバイスを受けるはめになり…。

 

試験のために勉強をすることに関する注意点は、以下に説明する

 

■その他の学習法も併用

 

に記載しました。

 

 

 


■その後暗黒の時代に…


 

 

詳細はまた別途書きますが、当時はそのサークルで

 

覚えたばかりのフレーズを使ってみる

通じた!面白い!

ますます覚えて使ってみたくなる

 

という体験を通して英会話の面白さを知るに至るのですが、その後外国人の集まりに参加したり、(テレビで懸賞に当選して無料で!)別の英会話教室に通う機会を得る中でだんだんと

 

英会話の壁

 

にぶつかります。

 

それは紛れもなく以下のことが原因でした。

 

覚えた決まり文句は使えても、自分で文章を組み立てて口から出すことができない

 

それにはどうしても

 

文法の知識

それを活用しながら文章を組み立てる力

 

が必要になるんですね。いつまでもワンフレーズ決まり文句で乗り切れるわけもなく。

 

外国人の集まりではネイティブスピーカー同士の会話が全く聞き取れず(当時の自分のレベルでは当たり前です!)、英会話教室では準備していった英語の文章しか言えない…

 

それでいて積極的な態度から『英語が話せます!』的なイメージを醸し出していて、実際それが中身のないうらっつらだけのものだと悟られるのをいつもビクビクと恐れて…

 

実力のない自分にいや気がさし、この段階から抜けるにはどうしたらいいのか、真剣に模索する日々が始まるのでした。

 

 

 


■そして英語難民の長い時代が…


 

 

過去のアメブロ記事でも書いたことがあると思いますが、自分のインチキ英語に気がついた自分は、英語の本質を探しはじめ、このあたりから長い英語難民時代に入って行きます。

 

私にとっては初めての外国語学習で、いったいどうすれば英語が『ペラペラ』になるのか、そもそも『ペラペラ』になんてなれるのか?さまざまな疑問が解決されないまま山積みになっていました。

 

その頃、勉強し始めた英語を大きなきっかけとして結婚生活が破たんに向かい、私は一家の大黒柱として働かなくてはいけなくなり、英語の勉強は忙しい日々の生活に追われるなか細々と続けるだけの状態となってしまいます。

 

(以降の流れはまた別の機会にブログ記事にします)

 

 

 

そんな経歴を経て今言える、英語やり直しのために必要なことは…

 

 

1.中学文法のやり直し


 

中学校で学ぶ文法が基本中の基本です。ほとんどの会話は中学英語のようなかんたんなものをもとに構成されています。中学英語が使い倒されています。

 

文法は必要ないというのは真っ赤なウソです。正確には文法を考えなくても操作できるまでに練習して落とし込むしか『ペラペラ』になる方法はないです。

 

ここをしっかりやるとあとあとの伸びにも効いてきますし、そもそも文法のルールがわかっていないのに、自分で文章を作る(もしくは既存のフレーズを文章に自由に組み込んだり入れ替える)ことは不可能です。

 

よって、この文法理解をおざなりにするとワンフレーズ英会話だけでは太刀打ちできず、頭打ちになって英語力が止まります。

 

中学英語を制するものは全てを制します。

 

マニアックな文法知識はとりあえず必要ないと私は断言します。

 

しかしなが中学文法は基本なのでぜったいに疎かにしないでください。

 

※仮定法など、中学英語よりも少しレベルの上の文法が使えると確かに表現の幅が広がりますのでいずれは高校英語文法も必要にはなってきますが、まずは中学校文法です。

 

 

これには巷に中学英語の本が溢れているので、よさそうなものを探してみてください。

 

2.ワンフレーズ決まり文句を覚える


 

これはまず初めは文法など考えずにただ覚えるでもいいです。

 

 

You have a point!

いいこと言うね!

 

Let's call it a day!

今日はここまでにしよう!

 

Who knows?

さあね?

 

など、このまま使えるものはそのまま覚えて使います。文法が大事とは言っても、こういうものを英語の文法に沿って自分で作ってしまうと通じない英語になってしまうからです。

 

決まり文句はたくさん覚えれるに越したことはありません。それも練習で日本語の訳を見て一瞬で口から出るくらいにまで瞬発力を高めておかないと会話では役に立ちません。

 

文法を学ぶうちにだんだんと語感が付いてきて、この決まり文句がどんな文法によって構成されているか、また文法を無視したものになっているかなどに目が行くようになってきます。

 

そうなると決まり文句に一層馴染みが出てきて、覚えるのもカンタンになってきます。

 

 

※教材には必ずネイティブのお手本音声が付いたものを使用し、音声に合わせて練習してください。

 

 

子育て中の方にはこういうものをおススメ!

3.文法に基づいた基本的文章を数多く覚える


 

教材に載っている文章を数多く暗記します。

 

その際に使われている文法(現在・過去・未来・完了形、to不定詞、動名詞など)をしっかりと理解しながら行います。

 

例文を暗記することで、正しい文章の形を体感できますし、いずれ自分で文章を作る際の基礎になります。この段階の作業はとても面倒ですが、この努力なしに『英語ペラペラ』は絶対にのぞめませんので、ここは何としてでも乗り切ってください。

 

これを書いている時点で、私自身も中国語の例文暗記に毎日精を出しています。500の例文の入ったDVDを毎日見ながら繰り返し声に出して記憶しているのですが、ある程度やっていくと文章の組み立て方が分って来ます。

 

そうなると日本語訳を見て文章を作る作業もだんだんと早くなって行き、文章のなりたちがわかってくるので記憶に要する時間も短縮されてきます。

 

 

※教材には必ずネイティブのお手本音声が付いたものを使用し、音声に合わせて練習してください。

 

 

 

 

4.並行して語彙を増やす


 

単語のみを黙々と覚えるのはなかなか忍耐がいるので、まずは例文を暗記する際に出てくる単語は全て制覇します。

 

そこから派生して覚えた方がいいものや自分の興味のあるものを徐々に増やして行くのが、効率的です。

 

例文、決まり文句同様、単語も多く知っている方が役立ちます。

 

しかしながら、ここに時間を費やし過ぎて、ただやみくもに語彙を増やすよりも、これ以降英語回路を構築する中、もしくは構築してからは

 

●知らない単語を別の言い方で説明する

 

●単語の意味を英語で尋ねる

 

ということもできますし、むしろその練習を通して語彙を増やす方が実用的なので、この時点ではボキャビルにエネルギー&時間を割きすぎなくて大丈夫です。

 

 

※教材には必ずネイティブのお手本音声が付いたものを使用し、音声に合わせて練習してください。

 

 

 

5.英訳の練習をする


 

これは必ず『書く』作業から始めてください。

 

いくら会話は瞬時に行われているからと言っても、口頭練習は『きちんと書ける』ようになってからでなければなりません。

 

なぜなら、『書けないものは話せない』からです。

 

最初は時間がかかっても焦らずに、『正しい英文を作れるようになること』を目指してください。

 

自分で正しい文章ができているか不安な場合は、添削を受けるのも一案ですが、まだ英語のインプットが足らない時点で自力で文章を作る練習をしても効果的ではないので、既存の文章を英訳することから始めるのがいいでしょう。

 

 

 

 

6.【実践】覚えた文法や決まり文句を駆使して自分で文章を作る


 

ここからは自分の頭を絞り、今まで覚えた例文、語彙、決まり文句、を駆使し、英訳の経験を生かして自由に文章を作っていく練習をします。

 

この場合も基本は『正しい&自然な文章を書ける』ことを最大の目的としてください。最初慣れないと時間がかかりますが、数をこなすうちに必ず精度が上がって行きます。

 

そして書いたものを何度も言って口からすぐ出るようにします。

 

自分で言いたいこと(書いたこと)を口からすぐに出るようにした状態ー

 

それこそが『英語がペラペラ話せる』という状態です。

 

 

※常に『正しい&自然な文章』と強調していますが、実際の会話やライティングのアウトプット機会にはこんなマインドも大切です。

 

 

 

とにかく自分で試行錯誤しながら額に汗して苦労して(できれば今まで覚えてきた既成の文章を使って)英文を作る練習をするのです。

 

英文は主に

 

■自分のこと(考え・思い・体験)を説明する

■自分のまわりに起こっていることを説明する

 

内容から始まり

 

■どんなことでもいいから英語で描写する

 

ものにすれば実用的です。

 

※たまには英語のわからない人のワルクチとかでも(苦笑)

 

 

結局人が普段話すことは、ほとんどがこのような内容からなっています。

 

どんなことも書く・話すの練習の題材になります。

 

英語で観たアニメのあらすじを、誰かに伝えるように説明してみてもいいでしょう。その時に形容(面白いとかの描写を)する言葉がうまく浮かばなかったり知らなかったり、最初は日本語のようにはうまくいかないかも知れません。

 

でもその度に調べてみたり、そういう経験を通してアンテナを張っているうちに、見るモノ聴くものの中でよい表現がひっかかったり…そんな風に語感が磨かれることがたくさんあります。(実際に自分はそういうふうに英語を上達させています)

 

それらすべて、インプットした後にアウトプットという能動的な作業をして初めて可能になることです。少々面倒でもアウトプットしてみることで、今までインプットしたことをイキイキしたものにできるんです。

 

アウトプットしようとするとき、あなたの頭の中では今までインプットした表現がひしめいていて、あなたはそれをあっちからこっちから引っ張り出す作業に追われるでしょう。また思っている表現が浮かばずにオンライン辞書やgoogle.comと首っ引きになるでしょう。

 

そして時には、何となくこんな風に言えるんじゃないかな?と思って調べるとちょっと違っていたりして『やっぱり英語は自分にとって外国語だからわからなくて当たり前だよな…』と落胆し、あるときはそんな表現が多くの人に使われている自然な表現とわかり『自分の英語感覚もかなりいい線まで来たな』と喜んで…

 

そして書くときでも話すときでも、いつか一所懸命に覚えようとしてなかなか定着しなかった表現が、ある日ふっと脳裏をよぎったり、口から飛び出してくることがあるのに気づくことがあるでしょう。そんなことに自分自身が驚かされます。あの時あんなになかなか覚えられなかった言葉なのに…脳の働きは本当に不思議で面白い。

 

そんなことを繰り返しながらあなたの英語力は、英語環境で育っている子どもと同じ感じでどんどん磨かれて行きます。

 

そして気が付くと、英語でいろいろなことを表現できるようになってきている自分に気が付くはずです。

 

多くの例文に触れて、それらがアウトプットされる過程でアクティブ化され、その量が増えるにつれだんだんと『ペラペラ』になって行くんです。

 

自分で試行錯誤して英文を作るという作業、そしてそれをスラスラと言えるまで練習するという作業が、英語ペラペラになるためには必須なんです!

 

 

 上記のプロセスを経ることで、英語回路は構築されていきます。英語回路が構築されれば、

 

頭の中の言いたいことのイメージ

口から言葉を出しながら同時に頭の中で次に言うべき言葉を組み立ててどんどんと言葉をつなげられる

(口頭英作文)

 

要するに

 

特に言うべきことを用意しなくても、その場で言いたいことをまとめて伝えられる

 

と言う状態になるのです。

 

これが真の語学の実力です。

 

そんな高度な技術は自分には習得の必要がない…と思われるでしょうか。

 

でも例えば、来たる東京オリンピックの際に日本に来る外国からの観光客の人たちに英語で相手をするとき、ある程度瞬時における言葉のキャッチボールができる必要があると思います。

 

自分が英語を話すときに、いちいち会話の本で言いたい文を探していたり、文章を一旦まとめてからでないと話せないようでは、相手に苦痛を与えてしまうことにもなりかねません。

 

コミュニケーションだから…身振り手振り、スマイルで何とかなるから…となぁなぁで済ますのではなく、英語を学ぼうと思うのであれば、出来る限りの努力をしてほしいと思います。

 

 

 

また、いつまでたっても英語がちっとも話せないと嘆く人はすべて、上記のことをしていません。

 

インプットと、それをアクティブ化するアウトプットの繰り返しをせずに、自分の中から英語が出ないのはどうしてかか、真剣に悩むのです。

 

まったく準備しなくても英語圏の国に行って暮らせば、自然に英語が身につくと勘違いするのとほとんど同じ他力本願さです。

 

文章を作るために必要な文法を理解したり、単語を覚えたり、文法が自由に使えるまで練習したり、自分の言いたいことを書きだして整理したり、それを言えるように練習したり…

 

そういうこともせずに、

 

海外に行けば周りが自分の中に英語をインストールしてくれる、周りの人の英語を自分の脳が自動的に吸収する

 

と思ってしまうんでしょう…きっと。

 

 

大丈夫です。そんな都合のよい話はないですから(苦笑)。

 

英語は日本で十分上達可能ですし、段階に応じた練習を経て必ず上達して行きますので、日々の努力を継続しましょう。

 

 

 

 

7. 正確さの次に瞬発力を鍛える


 

 

正確にアウトプットできるようになったら、最後の仕上げは瞬発力を付ける練習を行ってください。

 

これは同じ文章を何度も繰り返し言うことで可能となります。

 

英語の文章は『単語の連なり』ではなく『単語がいくつかまとまった単語より大きなカタマリ』によってできています。

 

この部分の練習の仕方は、別途説明します。

 

慣れて来ると『大きなカタマリ』をくっつけながら、どんどん文章を作っていくことが可能になります。

 

『英語をペラペラと話す状態』は、まさにそのカタマリを瞬時に組み立てるイメージです。

 

これが

 

英語回路を駆使して話す

 

ということです

 

 

実践の場では瞬発力が大切ですが、練習の際にはまず正確さに重きを置いてください。

 

そのくらいに普段の練習で、正確さに注意することになれているくらいでちょうどいいです。

 

 

 


■その他の学習法も併用


 

ざっくりとした流れを上記に記載しましたが、この間に例えば

 

■学生が使う問題集を解いてみる

■英語資格試験の勉強をしてみる

■英語を話す機会を設けてみる

■自分の英語を録音して聴く

■英語のドラマ・映画・動画などを観る

■ネットの英語記事を読む

■洋書を読む

■英語でメール・ブログ記事を書いてみる

 

など、自分の好きな題材を用いてどんなことでも試してみてください。

 

読む・聴く・書く・話すというバランスのよい学習がそれぞれ相乗効果となって上達を助けてくれます。

 

英検などの資格試験を一つの目標として学習するのも、自分の実力を知る上で役立ちます。

 

しかしながら試験勉強は受け身の学習が多いため、会話力、英語での発信力を伸ばしたい場合は難しい試験のための勉強は特に必要ないと考えます。

 

英語発信力と高度な英語文法などに関しては別の記事で解説予定です。

 

 

 

 


■教材はぶっちゃけ何でもいい。


 

おススメの教材を紹介してほしいと思う方もいるかも知れません。

 

でも教材は実際に使ってみて

 

『これだったら続けられそう』

『なんか楽しそう!』

『これがいい』

 

というもので行うのが一番いいのです。ネイティブのお手本音声も、自分の好みの声でなければなかなかやる気を継続できるものではなかったりします。

 

どんなジャンルのものでも、とにかくどこからでも始めてみることで道が開けて来ます。

 

 

私自身今までいろいろな教材に手を出し、その中でやりきったものは本当にごくわずかです。

 

効果的な学習としては、確かに数多くに手を出すよりも、一つのものを最後までしっかりとこなす方がいいです。英会話のテキストなら、サラリと読むだけよりも、スキットのタイトルを見たら会話の内容が物語のようにスラスラと口から出るくらいまでこなさなければ英語をペラペラと話せるようになる効果は薄いです。

 

 

それでも!

 

 

教材をハシゴしたとしても、継続していることの方が大切だと私は思っています。

 

かの松本道弘氏の著書でも、やらなくてはいけないものが山積みになっていて、どれもすべてやりきれなくてもとにかく進み続けることが大事、という内容のことを読んだことがあります。

 

気に入った教材があればそれをやりこむ、そうでなければ、気に入ったものに次々手を付けててでもやり続ける方を選択してほしいと思います。

 

 

どんな教材を選んでいいかわからないから学習を始められない…

 

そんなことは愚問です。どんなものでもいいからまず手に取ってみてください。やってみてください。そんな経験の中で、自分に合うなというものを選んでみてください。そしてどんな教材であっても、どんな教材からも、使い方次第で効果を生み出すこともできると私は思っています。

 

※かの悪名高き(?)ス●ードラーニングであってもです!

 

 

Be creative!

 

 

私自身、自分の経験を通して文法を日常英会話に楽しくつなげられる教材を作ることを近い目標としています。

 

その教材をあなたが気に入ってくれたらいいなと思いながら制作構想に入っています。

 

 

 

 


■発音について

 

やり直し英語の学習はほとんどが自分自身の陰勉(コツコツ勉強)でなんとかなりますが、発音だけは折に触れチェックを受ける機会をもうけることをお勧めします。

 

発音についても別途詳細を書く予定ですが、日本人は日本語の発音形態からして、普通に英語を発音しても効果的に発音することができません。

 

それこそ大げさすぎるくらいにしないといけないのですが、ポイントがズレたまま自己流で練習しても逆効果になる恐れが大いにあります。

 

そして通じる英語を話すために発音はとても大切です。

 

私のHPでもいずれ発音指導のコースを設ける予定で構想を進めています。

 

 

 

 

 


■言葉は生きている。だから毎日接する。外国語だからと言って楽に習得できるはずと甘えない。カンタンことではないから価値がある。


 

人間には言語を習得する能力が備わっています。だから基本的にはどんな言葉も母語のように習得できるのだそうです。

 

母語と外国語の唯一の違いは日々接しているかどうかと、習得にかけた時間だけです。

 

よくある年齢までにその言語に接しないとネイティブの発音になれないと言われますが、私はそんな認識は大人からの外国語習得にはカンケイないと思っています。

 

母語の確立した大人にとっては母語の訛りが多少ある外国語(訛りコテコテで理解不能ではいけませんが!)はむしろ魅力的な印象を与えるということもあるようですし、それよりももっと大事なのは

 

その言語の回路が脳に構築されている

 

ということなんです。

 

これさえインストールされてしまえば、その言葉を理解できる人々に通じますし、そういう文章を自分で作ることができます。

 

決まり文句の羅列だけでなく!

 

『自然な文章かどうかわからない』

 

というのも、多くの自然な文章にあたっていないだけの話です。日本語であれば私たちには、おかしいかおかしくないか、文法の詳細は別としてわかるはずです。それも『自然な表現』に日々、それも大量に接しているからです。

 

外国語だから上達する魔法が存在する

 

という風に考えるのはやめましょう。そんなものはありません。甘えてはダメです。

 

外国語を習得したいと思うのであれば、日々の生活の一部をそのために充て、それを何年も継続する覚悟を持ちましょう。

 

日本語は環境で何とかなりました。

 

でも外国語は自分の意思で、自分が人生のイニシアチブをとりながら進んで行くんです。

 

なぜなら、あなた自身が『ペラペラ』になりたいと願ったからです。あなたが自分の人生をよりよくしたいと決めたからです。

 

ある一定の情報の蓄積がなければ『英語ペラペラ』の覚醒は起きませんから!

 

その代りに、蓄積し続ければ

 

必ず溢れる時が来ます。

 

いっぺんに『英語ペラペラ』にならなくても、段階的に出来ることが増えてきて、

 

その度に喜びを感じることができます。

 

ご褒美をもらえている気分になります。

 

それは努力を継続してきた人にしか訪れません。

 

誰にも簡単にできることではないでしょう。

 

でもだからこそ価値があるんです。

 

できるようになる日をイメージしてがんばりましょう(^_^)/

 

 

 

※学習方法の流れの個々の詳細について、英語のレベル(高度なものを勉強しないといけないのか?)については、追々記事を書いて行きます。

 

 


 

最後は精神論になってしまいましたが(汗)、質問などあればお問い合わせからお気軽にどうぞ!